徳島、香川で多店舗展開するないすリフォーム(徳島県徳島市)は2012年、創業20周年を迎えた。その節目の事業として現在ある6店舗のうち比較的古くなった3店舗を順次リニューアルしている。

150坪の拡張移転したないすリフォーム高松店
今年1月に丸亀店(香川県)をリニューアルオープンしたのを皮切りに、6月には10年目を迎えた高松本店(香川県)を上天神から太田下町に移転し、150坪の広さに拡張。6月30日~7月2日の3日間にはオープン記念リフォーム祭りを開催し、多くの来場者で賑わった。
さらに今秋には藍住店(徳島県)をアクセスの良い国道沿いに移し、店舗を新築してオープンする。また、藍住店では同社が3年前に加盟し、徳島本店で展開している不動産の「ハウス・ドゥ」店舗も併設する。
店舗のリニューアルを進める一方で、今年は20周年を機としたリフォームアイテムの各種キャンペーンも積極的に打ち出している。とくに水回り商品の販売には力を入れており、ウォッシュレット付きトイレが工事費込みで9万8000円とするなど、「量販店にも負けない価格」(同社湯浅祐治社長)で提供している。トイレは年間200台目標のところを現在、半年で180台を達成した。台数がはけるため、メーカーの協力もあり利益はきちんと取れている状態だという。
湯浅社長は「今期の売上は前期に比べ1億円上乗せとなった程度だが、今年のうちに色々種を仕込み、来期はグループ全体で20億円を目指す」と話している。

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