新型コロナによって多くの業界が市場規模縮小を余儀なくされている中、矢野経済研究所(東京都中野区)は、2020年のリフォーム市場規模を6兆5333億円と発表した。これは前年と比べて、ほぼ横ばいの0.03%減だ。緊急事態宣言が出された4月時に大きく規模が縮小したが、5月末の宣言解除以降、ステイホーム中に増加したリフォームニーズを獲得したことによって、結果的に前年並みの市場規模に落ち着いた。
2020年度リフォーム市場は6.5兆
特に、10月から12月の住宅リフォーム市場規模は2兆1064億円で、これは前年同期比で14.6%増となった。より増えた理由としては、2019年10月に施行された消費税増税による需要減少の影響を受けた2019年第4四半期と比較しているためだが、それでも2兆円超えは例年にないほどの規模であると主任研究員の菅原章氏は話す。
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2025/07/31掲載