楽天(東京都品川区)は100%連結子会社であるRSエンパワメント(以下・RSE)が伊藤忠商事の保有する日本エコシステム(本社:東京都港区)の株式の一部を取得すると発表した。
株式取得後はRSEが日本エコシステムの株を33.40%保有し、伊藤忠商事の保有比率は現在の82.65%から49.25%となる。
日本エコシステムは太陽光発電システムの販売・取付工事を事業の主体としており、イオンを中心とした全国のショッピングモール内に店舗を出店している。
累計の太陽光の設置件数は2万5000軒を突破。現在は蓄電池などの太陽光関連事業にも力をいれている。
楽天は2012年7月に日本エコシステムをと業務提携し、家庭用ソーラーパネルの販売サービス「楽天ソーラー」事業を展開してきた。
サイト上で住所を入力すると衛星写真で屋根の大きさと形状を確認し、建物に適した商品を自動的に割り出すサービスなどを提供している。
今回の出資により、より積極的に太陽光事業に力を入れる方針だ。
今後、楽天は日本エコシステムにネット販売機能などを提供し、太陽光の販売支援を図る。

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