リノベーション協議会(東京都渋谷区)は「リノベーションコーディネーター資格制度」を発足した。9月から受験希望者の受付を開始した。これは中古住宅流通とリノベーション業に必要な知識を学ぶための資格だ。
設計や不動産売買の知識学ぶ
この資格を取得するとリノベーションの設計、営業や契約、不動産売買などが学べる。さらに法律、税制、循環型社会、金融知識などが身に付く。
リノベーション協議会から提供されるテキスト。不動産買取や設計、施工などの知識が学べる
協議会からは資格のための講義動画とテキストが提供される。動画では協議会の理事9人が講師となる。
資格の対象は初年度のみリノベーション協議会の会員企業の社員。例えば、リノベーションと不動産仲介をセットにした事業を手掛けている人や買取再販業に携わっている人などを対象と想定。さらにこのような事業に参入したり、就職しようと考えていたりしている人も対象だ。特に、リノベーションの設計はできるが、不動産仲介の知識が乏しい人には向いていそうだ。
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