政府による補助事業「こどもエコすまい支援事業」の予算に対する申請額の割合が、3月31日の交付申請開始からわずか4日(更新されない土・日を除く)という異例の早さで1割に達した。同事業の予算は1500億円。期間は年内の工事が交付対象になるが、予算上限に達した時点で打ち切りになる。
アクセス集中でサーバーダウン
3月31日、同事業のホームページには事業者のアクセスが殺到し、一時的にサーバーがダウンする状態となった。事業者からは「朝から接続してるのに全くつながらない」「ログイン後の画面でサーバー重すぎて全く動かない」といった声であふれた。同日17時30分から1時間、緊急システムメンテナンスが行われ、これ以降、この問題は解消された。
予算到達率はわずか1日で8%に到達。なお、申請したもののみの数字で、承認が下りていないものも含まれる。リフォーム会社パワーハウス(和歌山県和歌山市)営業部の岩田竜樹氏は、「気合い入れて申請しようと思ったらつながらない。 『なんでやねん』と思いました。4日間で10%。すぐに終わってしまうのではないかともやもやしています」と話す。10日午前0時時点では14%に至っている。
申請初日はアクセス集中によりつながらない状態となった
この記事の関連キーワード : こどもエコすまい支援事業 トップニュース パワーハウス リフォーム 補助 補助金

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)19面
-
1654号(2025/06/23発行)17面
-
2025/06/20掲載
-
1653号(2025/06/16発行)3面
-
1653号(2025/06/16発行)3面