木造住宅を断熱改修した後の一次エネルギー消費量や、CO2排出量の削減率などが簡単に分かるウェブサイト「木造住宅の省エネ・エコ効果表示プログラム」が公開された。開発したのは北方建築総合研究所(北海道旭川市)。
断熱改修によってエネルギー消費量やCO2排出量の消減効果が分かる
利用方法はまず既存住宅の築年数、壁・床・天井や窓、玄関ドアの断熱の状況、使用している暖房機器、給湯器などを入力する。その後画面に表示される3種の「おすすめの断熱改修」の中から、希望するグレードを選択すると、リフォーム前後の一次エネルギー使用量やCO2排出量の変化、改修に必要なコストの目安などが表示される。
「省エネリフォームはいくら費用がかかって、どれだけのメリットがあるのかイメージしにくいことが普及のネックになっていました。数値で効果を見えるようにすることでリフォームしやすくなると考え、このようなソフトウェアを開発しました。一般の方ももちろん、プロの方も提案の際に活用してほしい」(建築研究本部企画調整部企画課長、細谷俊人氏)

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