安心R住宅、過去最高の年1769件実施 中古戸建て住宅への抵抗薄まる

国が推進している既存住宅の流通促進策「安心R住宅」制度の利用が進んでいる。2022年度の実績が公開され、流通件数は前年度比41％増加し1769件の過去最高だった。累計数は6913件となった。

「安心R住宅」制度とは、既存住宅の流通の課題となっている「不安」「汚い」「わからない」といったマイナスイメージを払拭し、消費者が安心して購入できるようにする制度。制度は国土交通省が管轄し、13の登録事業者団体とその加盟企業で運用している。