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「先進的窓リノベ事業」ニーズ再燃、3か月ぶり申請額100億円超え

「先進的窓リノベ事業」ニーズ再燃、3か月ぶり申請額100億円超え

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国の補助金「先進的窓リノベ事業」の需要が再燃している。7月の交付申請金額は、戸建て住宅(経産省事業)は102億7859万円で、前月の91億9632万円から約10億円増加。申請の受付を開始した4月以来、3カ月ぶりとなる100億円超えとなった。件数も前月比2731件増となる2万7223件で増加している。

8月21日時点での予算に対する補助金申請額の割合は55%。なお、集合住宅(環境省事業・予算額100億円)の7月の交付申請金額も前月比2億1060万円増となる13億4630万円となり、こちらも伸びを見せている。

件数、金額ともに増加傾向にある

先進的窓リノベ事業 月別交付申請状況

※3月31日(申請受付開始日)を含めて集計。予約を含む。戸建ての予算額は900億円。交付締切は12月31日まで

背景には、メーカー各社の窓製品の納期遅延が緩和されたことがある。

LIXILは8月21日、内窓製品「インプラス」の注文から出荷まで、最大で約3カ月を要していた状況から、49%ほど改善したことを発表した。これを受けて、カインズ(埼玉県本庄市)やエディオン(大阪府大阪市)など小売大手を筆頭に窓リフォームの受注を再開する企業が相次いだ。

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