東日本不動産流通機構(東京都千代田区)が発表した8月の首都圏中古マンションの成約件数は2250件で前年同月比16%増。これで12カ月連続の増加となった。
1都3県そろって前年同月を上回っており、中でも東京都は2割を超える増加となった。成約㎡単価は首都圏平均で40.01万円(前年同月比5.3%上昇)、成約平均価格は2556万円(前年同月比3.5%上昇)となった。ただし、成約平均価格は前月比では0.6%下落している。
また、中古戸建て住宅では、首都圏全体の成約件数は前年同月比5.9%増となる809件。これで8カ月連続の増加となった。都県別で見ると東京都と千葉県が2ケタ増。埼玉・神奈川両県は前年同月を下回っている。成約平均価格は前年同月比2.5%下落の2767万円。前月比でみても7.8%の下落となった。高額物件の取引が少なかったため、大きく下落したようだ。

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