第30回住まいのリフォームコンクールの受賞が決まった。
4つの特別賞は以下の通り。
- 国土交通大臣賞はIESIENの「社員寮→区分所有型コーポラティブハウス」。
- (独)住宅金融支援機構理事長賞には田村真一氏の「伝統工法を生かした美しい耐震改修」。
- (財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞には塚本雅久建築設計事務所の「連島の家」。
- (社)住宅リフォーム推進協議会会長賞にはみっつデザイン研究所の「共同住宅におけるパッシブデザインの定石を目指したエコリフォーム」。

IESIENの作品。複数の部屋をつなげ、室内空間を広くした
国土交通大臣賞を受賞したIESIENの作品は元々24部屋あった単身者向けの、築30年社員寮を9部屋のコーポラティブハウスとした。
「古い建物を生かし豊かな空間を生み出すのがコンセプト」(IESIEN伴年晶代表)
上杉啓審査委員長は応募作品の特徴に
- 戸建ての築年数が昨年の築80年から築38年に短くなった
- 中古購入リフォームが増えた。戸建てとマンションの違いを越えて、中古建物が流通している
- 地方の作品が多く、地方が力をつけてきた ―――の3つを挙げた。
住まいのリフォームコンクールは公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターが主催する、リフォームの促進とリフォームの水準向上を目指す事業。表彰式は2013年10月23日に行われる。

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