山梨県はHP上で公開中の「住宅用太陽光発電モデルプラン」の本格的な普及活動を開始した。
11月25日には「やまなしプラザ」(甲府市)で同プランの事業者が集まって展示相談会を開催。約100人が来場し盛況だった。
この活動は、県が安価で安心なモデルプランを県民に提案し、既設住宅への太陽光発電を促進するため、平成25年6~7月にかけて募集。今後は、国と県の補助金制度を利用した運営を進め、正確な情報伝達につながるこうした活動を強化する方針だ。
「1kWの設置価格が40万円未満」「県内事業者で継続的に太陽光発電設置事業に取り組んでいる」などの条件付きで公募した中から、11社計28プランを採択した。
同プランから見積もりを依頼する県民はNPO法人「フィールド21」を窓口に業者へ依頼する。見積もり時の業者から依頼者への営業活動は原則禁止で、何かトラブルがあった時も同NPO法人に相談できる。
県は長期目標として、2012年度末で県内普及率6.5%(1万5000戸)の太陽光発電戸建て住宅を、2025年までに50%まで拡大。また1戸あたり約4kWの標準発電能力は10kWまで増やし、目標普及戸数11万6000戸で計116万kW達成を目指す。

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