省エネルギー性能が高い高性能建材を利用したリフォームに最大150万円を交付する補助事業「既存住宅・建築物における高性能建材促進事業」がスタートする。これは、経済産業省・資源エネルギー庁の予算で行われるもので、昨年度に引き続き2年連続での実施。予算額は10億円ほど引き下げられ、約30億円となった。
対象製品はガラス・窓・断熱材、予算は約30億円
同事業は、登録されたメーカーのガラス、窓、断熱材を利用したリフォームに対し、材料費と工事費の3分の1、1戸あたり最大150万円を交付するもの。エネルギー計算結果早見表に基づいた改修を行い、住宅全体の一次エネルギー消費量の15%以上を削減することなどが要件。
昨年度は戸建てで215件、集合(分譲)で525件、集合(1棟単位)で31件、合計771件が採択された。国土交通省が行う長期優良住宅化リフォーム事業と合わせて補助金の交付を受けることも可能。両事業を合わせると1戸あたりの最大補助額は250万円となる。
既に対象となる製品の登録の受付を実施しており、5月14日より、順次第1回目で登録となった製品を公表していく予定。
一次一般公募は、5月14日より行い、6月30日が公募申請の受付締切日。予算の余りがあった際は、二次一般公募を実施する予定で、いずれにしろ12月19日が工事完了期限となる。なお、5月15日~23日の間に、全国で公募説明会が行われる計画だ。
今後のスケジュール

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