暮らし向上型の講座、来年まで全4回
Forward to 1985 energy life(大阪府池田市)は5月、"暮らし向上型リノベーション"に特化した講座「1985リノベ学校」を、東京・大阪で開校する。"部品交換型リフォーム"から脱却し、住まいの耐震や耐久性、快適性の向上、省エネ性も視野に入れた「暮らし向上型リノベ」を実現するための全4回のカリキュラム。代表である野池政宏氏が講師を務め、「暮らし向上型リノベ」の概論から始まり、具体的な手法やプレゼンスキルの習得までを目指す。
第1回講座は、東京校で5月15日、大阪校で5月22日に開催。第2回は東京校で9月9日、大阪校で9月11日に開催。第3回は11月、第4回は2015年1月に開催予定。参加費用は会員が6000円/回、一般が1万円/回。「受講を通じ、住宅建築に関わる人が、快適でかつ省エネルギーなリフォームを進めるためのスキルアップにしてもらえれば」(事務局担当者)。
Forward to 1985 energy lifeは、家庭での総エネルギー消費量と電力消費量を2011年に比べ半分にし、1985年レベルの省エネ社会を構築する「1985アクション」の推進を目的に設立された一般社団法人。温熱/パッシブ/省エネスキルなどを学ぶ「野池学校」の開催や「暮らし省エネマイスター検定」の実施、地域アドバイザー拠点の認定などを行う。現在、140社が会員として入会している。

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