太陽光発電システムの導入量で、日本が数年内にドイツを超えて世界一になる。このような予測が太陽光発電協会から発表された。
同協会によれば、日本の太陽光発電システムにおいて、これまでの累計導入量と今後導入が見込まれる総量を合わせた予測値は71.33ギガワット。このうち住宅、産業用を合わせた累計導入量は14.31ギガで、2013年度末時点における数値だ。また、導入見込み量は57.02ギガ。これは売電を計画する個人、企業が経済産業省からすでに事業認定を受けた総量だ。現在、メーカー側の供給限界量が7ギガ超であることから、工事などが順調に進めば6~7年での導入が予想される。
現在の国別導入量世界一のドイツは35.5ギガだが、年間の導入量が前年との比較で半分以下の3.3ギガに落ち込んでいる。これに対し、日本は2013年度導入量が前年比2.2倍の8.5ギガに大きく伸ばした。ドイツは今後伸びる材料に乏しいことから、数年以内に日本がドイツを抜く可能性が高まった。
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