横浜市建築局は10月19、23日、市内で「よこはまエコリノベーション・アカデミー」を開催した。昨年開始した「住まいのエコリノベーション推進事業」の一環で、環境性能や住宅の価値などを高めるエコリノベーションについて学ぶ全3回の講座。初開催の今回、全3回で計124人が参加した。
第1回の講座は、工事実務者向けでエコリノベーションの実態や環境建築について。講師は横浜国立大学大学院准教授・江口亨氏、「みかんぐみ」主宰の竹内昌義氏、NENGOの小沢彰久氏。
第2回は一般の住宅所有者向けに、エコリノベーションの可能性について紹介。講師は
リビタの内山博文氏、佐々木設計事務所の佐々木龍郎代表。第3回は住宅事業オーナー向けで、講師はNENGOの和泉直人氏、ひつじインキュベーション・スクエアの北川大祐代表ら。
講座の運営に携わった横浜市住宅供給公社街づくり事業課の担当者は「一般にはま
だ知識も少ない人が多いが、エコリノべーションについてもっと知ってもらいたい」と話す。今後は幅広い周知を行い、一般の参加者も増やす考え。

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