地域工務店の全国ネットワーク、JBN(ジャパン・ビルダーズ・ネットワーク=全国工務店協会、青木宏之会長)は10月9、10の両日、横浜ロイヤルパークで「JBN全国大会in神奈川2014~将来を見据え、いま、地域工務店がなすべきこと」を開催。全国から730人超が参加した。
初日の第1部では、初めに同大会実行委員長を務める山田一元氏(JBN神奈川県会長)が挨拶に立ち「大工職人の育成が急務。これは工務店共通の問題だ。皆さんで力を合わせて頑張りましょう」と激励した。
続いて青木会長は、運営方針の1つとしてストック型社会への対応を挙げた。「我々の仲間の多くが宅建業に登録していることなどから、今後は中古住宅流通に参入していく。ただ今までの参入と違って長期優良住宅などに改修し、それをビジネスにするという新しいビジネス参入を目指す」と強調。
また「新築マーケットはこれから縮小する。それに変わるビジネスをつくらないと次の世代の人たちが工務店として商売にならない。そのためにJBNは国と一体になって進めていく」と今後の展望を語った。
さらに消費者へのアピールを考慮し、名称を「全国工務店協会(JBN)」にする計画を発表した。
第2部では神奈川県出身で内閣府大臣政務官、復興大臣政務官を務める小泉進次郎衆議院議員が、林業と地方創生の可能性について基調講演を行った。

小泉進次郎衆議院議員

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