「府内町家」ブランドでリノベーションや新築戸建て住宅を手掛ける日本ハウジング(大分県大分市)は、古民家など木造戸建てのリノベーション住宅の構造説明見学会に力を入れている。
工事中の100年の木造古民家の工事現場を見学会で公開。リノベーションで家の性能がどれくらいアップするかを説明
同社が展開する「府内町家スタイル」の家は、調湿性の優れた白い湯布珪藻土で壁を仕上げ、インテリアや敷地に広がるウッドデッキ・植物の配置などにも趣向を凝らした全体的なデザインが特徴。
もとは新築を中心に手掛けていたが、約3年前からはリノベーション事業でも「府内町家スタイル」の家を施すようになり、説明見学会やHPなどを通じた外部発信も強化している。月に1回ほど定期的なペースで行う新築や施工後の完成見学会とあわせて、リノベーション工事中の物件を公開する見学会も開催するようになり、10月4日、5日には、築100年の木造古民家の工事現場を見学会で公開。
「リフォーム」ではなく「リノベーション」をすることで、実際にどれくらい家の性能がアップするのかという部分に焦点をあて、現場を見ながら内部構造に関する説明を行った。
なお、同社の前期売上高10億円のうち8億円が主力の新築事業によるものだが、リノベーション事業が残り2億円を占める。今期は前年並みの売上高達成を目指すが、今後は需要の増加が見込まれるリノベーション事業のさらなる拡大も図る。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面