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56%が「リフォームしたい」リフォームの潜在需要を調査

56%が「リフォームしたい」 リフォームの潜在需要を調査

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 56%が「リフォームしたい」―――。
こんなデータが一般社団法人住宅リフォーム推進協議会(東京都千代田区)の調査によって明らかになった。

 協議会では「インターネットによる住宅リフォーム潜在需要者の意識と行動に関する第9回調査報告書」をこのたび発表した。30歳代以上で持ち家に居住する男女1万人を対象にアンケート調査をしたところ、56%が改修に興味を示した。年代別では50歳代が66%と他の年代に比べて10~15ポイントほど高かった。次いで意欲が高いのは60歳代。それに40歳代が続く。

 また、10年以内にリフォームしたいと考えるユーザー1000件にリフォームの予算を聞いた。戸建ての平均は約300万円。マンションは約240万円となった。

 リフォームの動機は戸建て、マンションともに設備や機器の老朽・グレードアップが最多の50%だった。具体的な工事内容は1位が「浴室」、2位が「洗面・トイレ」、3 位が「食堂・キッチン」となっている。

 リフォームに対する不安は「見積もりの相場や適正価格が分からない」が1位の50%。次いで、「施工が適正に行われるか」「業者の特徴を比較しにくい」と続く。業者情報の入手先としてはインターネットの比率がトップの32%だった。

 同協議会の安井久博総務部長は「インターネットでの業者探しが年々上昇し続けており、いつも工事を依頼している業者に頼むという比率が減少してきている」と話した。

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