庭木剪定・伐採サービスの専門店クイック・ガーデニング(東京都府中市)は昨年12月にジョイフル本田(茨城県土浦市)、今年2月にLIXILビバ(埼玉県さいたま市)と相次いで業務提携契約を締結した。
「植木屋革命」をスローガンに掲げる同社は13年前に業界で初めて、木の高さを基準に算出する料金で庭木1本から剪定・伐採のサービスを提供するビジネスモデルを確立。分かりやすい料金体系のほか、自社コールセンターやウェブサイトを通じての無料見積もりサービスなども展開し、成長を続けてきた。
今回契約した2社を含め、これまで17社と業務提携を行っており、業界でも最多の規模を実現。主要大手ホームセンターに窓口を設けることで、利用しやすく依頼しやすいサービスの拡充を図る。知名度と信頼性を高める狙いもある。
同社の2014年3月期の売上高は5億9000万円、今期は6億5000万円で着地の見通し。来期は9億円を目指すが、「空き家と悟られないよう剪定を、という需要が増加している」(同社)ため、今後は「空き家」をキーワードにした提案を進めていく。

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