工務店の生き残り、鍵は地域に開く
年間7億円を売り上げる新築事業。これを軸にリフォーム、不動産仲介・買取再販、施設建築、さらには地域活性事業まで行う。このように事業を多角化させ年商17億円となっているのが、東京都東村山市にある相羽建設。相羽健太郎社長が考える、新しい地域工務店の生き方を聞いた。
木造施設で5億円
同社が昨年から新たな事業として立ち上げたのが、木造施設事業。保育園や幼稚園、老人ホームなど500平米規模の施設建築を元請けで行うもの。この事業に先駆け、同社ほか工務店数社で組織される一般社団法人木造施設協議会を設立。
同団体が行政との窓口となり、加盟工務店が工事を請け負う。今年は自社で請け負った施設が、5件ほど完工する予定だ。売り上げは5億円に上る見込み。

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