アキュラホーム×ザ・ キャピトルホテル東急、世界初「木材ストロー」誕生

間伐材の活用促進

　アキュラホーム（東京都新宿区）とザ・キャピトルホテル東急（東京都千代田区）は、世界初となる「木材ストロー」の製品化を進めている。

1月からホテルで試験導入

　木材ストローの主な原材料は杉の間伐材。薄くスライスした木材を巻いて作られており、滑らかな手触りで、口元にも優しい。らせん状に巻かれていることで斜めに木目が広がる。

　間伐材は有効活用されていない現状がある。未成熟材のため主伐材と比べ用途が限られているためだ。さらに安価な輸入木材の普及で、需要も少ない。この活用を促進し、森林保全への一助になればとの思いから開発がスタートした。