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【業種別リフォーム売上ランキング2019・ビルダー・工務店部門】1位のポラスグループ、「リフォームするならポラス」目指す

【業種別リフォーム売上ランキング2019・ビルダー・工務店部門】1位のポラスグループ、「リフォームするならポラス」目指す

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グループ各社サイトの入り口を1つに

年間リフォーム売上高74億3000万円で、ビルダー・工務店部門の1位に輝いたポラスグループ(埼玉県越谷市)。強さの秘訣はグループの総合力と、新築事業で培ったブランド力にある。同グループでリフォーム事業の中核を担うポラスのリフォームの事業責任者である大久保典洋部長に話を聞いた。

ポラスのリフォーム 事業責任者 大久保典洋 部長ポラスのリフォーム事業責任者
大久保典洋 部長

仲介用リフォームパッケージを用意

同社にリフォームを依頼するユーザーには、新築のOB客と新規の顧客がいる。これまで、新築のOBと新規顧客の売り上げは7対3の割合だったが、近頃は6対4近くまで新規顧客が増加している。「ホームページへのアクセスから来られる方がだいぶ増えているのを感じます」と大久保氏は語る。

ホームページの特徴は、同グループでリフォーム事業を行う各会社の入口が1つになっていること。「ポラス」「リフォーム」で検索をかけると、まず「ポラスのオールリフォーム」というウェブサイトにつながる。ここには、リフォームパック商品のラインナップや事例、イベントの情報を掲載している。そこからユーザーのニーズに沿って、ポラスのリフォームあるいは住宅資材センターや第一エネルギー設備へとつながるようになっている。

「入口が1つでないとお客様にとってわかりづらい。ポラスをめがけて入ってきてくれているのに迷わせてしまわないようにしています」と大久保氏。

このようにグループ一体でリフォームの受注につなげている。不動産仲介を行う中央住宅との連携も強固だ。仲介の営業とリフォームの営業は密に情報共有を行う。例えば、住宅を購入する客がリフォームを検討しているという話があれば、すぐさまリフォームの営業へと話が伝わる。そして入居するまでの期間にリフォーム工事が終わるように迅速に動く。「仲介は契約が決まると引き渡しまでが速いので、瞬時にやっていかなくてはいけない。タイムリーに情報を共有します」と大久保氏は言う。

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