地域住民に求められるサービスを次々と始める工務店がある。和歌山県田辺市で新築やリフォームを手掛け、年間10億円を売り上げている高垣工務店だ。少子高齢化や人口減少が進み、新築マーケットの未来が不透明な中では、「変化することが大切だ」と石山登啓社長は話す。
【リポート/編集長 金子裕介】
2つのデイサービス

高垣工務店は住宅とは全く関係のない事業を2つ手掛けている。
その1つが「きたえるーむ」という健康事業。これは要介護認定を受けた方を対象に、軽い運動を通じたリハビリを提供する「機能訓練型デイサービス」というものだ。1店舗、1日で最大50人が利用可能で、同社ではこれを地元で2店舗も運営している。
もうひとつは「ハッピーテラス」という教育事業。主に発達障害の子供の支援や療育プログラムを提供するもので、「放課後等デイサービス」といわれるものだ。
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