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カワムラホーム、年間休日120日を実現労働時間削減でも増収増益

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カワムラホーム、年間休日120日を実現 労働時間削減でも増収増益

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働き方改革

年次有給休暇の消化率90%以上や年間休日120日の実現など、働き方改革を推進するのが新築やリフォームなどの事業を手掛けるカワムラホーム(北海道旭川市)だ。労働環境の改善により若手採用に成功し、増収増益を達成している。

BIツール活用

同社ではBIツールを活用し、従業員の有休の付与日数や消化日数、消化率などを可視化している。BIツールとは、社内外に蓄積されたさまざまなデータを集約し、共有・分析などを行うツールを指す。同ツールにより、年度・月別の有休消化の状況の管理などができる。以前は毎月Excelで有休の消化率などを算出、管理していた。更新頻度が月1回程度だったため、消化率の低い従業員に消化を促すことが難しかった。消化率は約20%から約60%まで向上したが、最新の現状を確認できず伸び悩んでしまった。だが同ツールの導入後は、部署・人単位で有休消化の状況をリアルタイムに可視化できるように。そのため、有休消化率が低い従業員の抽出と、消化の催促がスムーズにできるようになった。また、1週間の大型連休を取得できるリフレッシュ休暇制度を策定。社員は必ず利用するように促している。これらの結果、目標の消化率85%に対して90%以上を達成している。

カワムラホーム BIツールを活用し、従業員の有休の付与日数や消化日数、消化率などを可視化しているBIツールを活用し、従業員の有休の付与日数や消化日数、消化率などを可視化している

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