東京都葛飾区を拠点に新築、リノベーション、買取再販などを手掛けるセイズは、高断熱・高機密住宅に力を入れることで、前期売上高は45億円を達成した。主力の新築事業に加え、リノベーションや買取再販など、どの分野でも高性能住宅にこだわることで、業績を伸ばしてきたのが特徴だ。
分譲とリノベで売上高45億円
高断熱・高機密の住宅に特化
開口部を重視
前期の売上高は45億円。構成比は、新築部門が約42億円で93%、リノベーションが2億円で4%、買取再販や売買仲介、家賃収入による1億円で3%になる。商圏は城東エリアと呼ばれる葛飾区、荒川区、足立区といった都内東部で、社員数は約80名。
まずメイン事業である新築は、ほとんどが分譲住宅。一次取得者層をターゲットに、年間約80戸受注・完工する。平均販売価格は6000万円前後。
同社の強みは、新築とリノベーションともに高断熱・高気密住宅を提供することだ。例えば新築の場合、断熱等級7レベルのUA値0.35、C値0.1〜0.3、耐震等級3の住宅が標準仕様。加えて、太陽光発電や蓄電池を組み合わせたパッケージ商品を提供する。

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