相羽建設(東京都東村山市・相羽健太郎社長)は、家づくり体験会「こども工務店」というイベントで、多数の集客に成功している。4回目となる4月19日のイベントには、午前と午後の各3時間で、5歳~12歳の計100人が参加した。

子供用の木槌を振るう参加者
イベントの会場は、広さ約300坪の同社加工場。そこでは、大工、左官、塗装など家づくりに関わる様々な仕事を体験できる11のブースを用意した。
大工のブースでは、子供1人が入れる程度の大きさの小屋の組み立てを子供たちが体験した。木の台の上に4本の柱と2組の筋交いを設置し、用意された屋根を乗せて完成となる。柱は、はめ込み式になっており、木槌で叩いて組み立てる。子供用の木槌は、面取りをして安全性を高めた。
PR活動は周辺地域でのポスター掲示、2300人の同社会員への資料送付、自社ホームページでの告知にて実施した。ポスターでの集客には特に力を入れ、飲食店などへ協力を依頼し、イベントの2カ月前から掲示。ラミネート加工されたA2、A3サイズのカラーポスター50枚を使用した。
「全てのブースが実際に作業を行う形式になっており、大変好評です。イベントでの体験をお子さんたちが周囲に話すようで、口コミによる来場も多いです」(広報・吉川碧氏)
同社は1971年に創業。社員35人。年間で新築を30棟、リフォームを350件ほど受注している。

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