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テシオ(埼玉県草加市)が仲介とリフォームのワンストップサービス「リノデュース」の提案を強化する。2月に実施したオープンルームでは3件の相談があり、提案を進めている。
同サービスの最大の特徴はリノベ費用の安さ。スケルトン状態からでも最低400万円から提供している。安くできる理由は2つ。1つは、デザインを作り込み過ぎないことだ。「同時進行で中古再販を手掛けているのですが、内覧会に来たお客様からは『そこまでデザインにこだわっていない』、『まずは物件が大事』、『配管は心配だから直してほしいが、できるだけ安く済ませたい』という声を頂戴しており、作り込みを重視しない層があることが分かったからです」(小笠原圭吾社長)
2つ目が自社職人によるコストダウン。同社は元々新築や再販物件の内装下請け工事を自社職人が中心に行っており、工事コストを抑える仕組みを持っている。これをフルに活用していく。
「ワンストップ事業者の競合が増えていく中、当社はデザインに対してライトな層を取り込むべく、低価格で切り込んでいきたい」(小笠原社長)
同社は前期年商13億円の企業。

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