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施工、保険、トラブルも一括対応
「工場・倉庫専門」というユニークなコンセプトで事業を展開するのが、タープ不動産情報(東京都文京区)。1999年の設立から、これまでの累計仲介件数は3000件。管理物件は600棟に及ぶ。仲介だけなく、工事や資産運用の相談までワンストップで対応する同社のビジネスモデルについて、三浦孝志社長に話を聞いた。
商品の冷凍倉庫のトラブル事例。借り主は「配送トラックが出入りする」ことを貸主に説明し、賃貸契約を結んだ。しかし朝方に多数のトラックが出入りしたため、近隣住民から騒音に関する苦情が貸主に入った。「早朝にトラックが来るとは聞いていない」とトラブルに。
貸主が賃料を引き下げ、借り主が別の土地にアイドリング場所を用意することで、騒音トラブルを解決した。
「聞いてない」トラブル防ぐ
「こんな看板付けるなんて聞いてないぞ!」。
ある物件オーナーの怒声が事務所に響く。原因は、その物件を倉庫兼作業場として利用する借り主が、ギラギラと光るネオン管付き看板を付けたためだった。住宅街に立地するため、近隣住民からオーナーに苦情が殺到。看板撤去を求めた。
しかし借り主は「契約時に看板を設置するとは説明していたはず」と譲らない。裁判目前、という時に、タープ不動産情報に連絡が入った。

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