kidding、最速で住宅ローン審査が下りる金融機関をアドバイス

不動産最大手FCが新サービス

　不動産フランチャイズチェーン「Re／MAX JAPAN」を運営するkidding（東京都新宿区）はエージェントと呼ばれる営業の住宅ローン業務のサポートに乗り出す。住宅ローンの課題をテクノロジーで解決するiYell（東京都渋谷区）と業務提携し、顧客に最適な金融機関を提案。スピーディなローン審査を可能にする。

窪田光洋社長兼CEO（左）とFranchiseDevelopment Consultant・石村裕樹氏（右）

　Re／MAXは、アメリカの不動産フランチャイズチェーン。世界110カ国以上進出し、7300以上の加盟店数、11万人以上のエージェント数を誇る。日本ではkiddingが2013年から運営を開始した。日本の加盟店数は14、エージェント数は70人以上。

　iYellは今回の提携で、エージェントの顧客にとって最速でローン審査が下りる金融機関などをアドバイスする。エージェントには住宅ローンに詳しくない人も少なくないため。また、すぐにローンが下りないと物件が売れてしまうことも課題だった。iYellはこれまで約100社の金融機関と取引があるのが強み。「普通は金利で決めがちですが、今回の連携では、まず審査に通るローンを提案します。さらになるべく速く審査が下りるものにします」と窪田光洋社長兼CEO。