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白馬建設、不動産仲介部門と連携強化

白馬建設、不動産仲介部門と連携強化

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中古仲介に伴う工事、年40件超

 リフォームで前期3億2000万円を売り上げた白馬建設(東京都東村山市)は、グループ内の不動産仲介部門との連携で、中古住宅仲介に伴うリフォームを40~50件ほど受注。今期もリフォーム売上高3億円強で着地する見込みだ。

 同社では、不動産事業を行うグループ会社エステート白馬(埼玉県所沢市)の南浦和店内に事業所を設置している。中古住宅の購入希望者がリフォームも検討している場合に、白馬建設のリフォーム営業マンが同席したり、物件探しの打ち合わせの後にそのままリフォームの打ち合わせを実施したりする。リフォームの概算見積もりをその場で提案することで、ユーザーが物件とリフォームを合わせて予算を検討できるようにしている。また、希望者に対しては、物件の内見に同行して、リフォーム工事を行う目線から物件選びについてアドバイスを行っている。

 こうした連携を進めた結果、中古住宅の仲介に伴うリフォームを年間40~50件ほど受注できるようになった。水まわりの設備交換を中心とする200万~300万円ほどの工事が多いが、中には1000万円クラスの受注もある。「不動産部門との連携を強化することで、安定したリフォーム受注を獲得できるようになりました。今後は、新築のモデルハウスをリフォームでも活用したり、社員職人を育成したりすることで、提案力や工事力を高め、効率と利益の向上を目指します」(藤巻典文社長)

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