介護事業者とリフォーム会社をつなぐ
アプラス(東京本部・千代田区)は、在宅介護ができる環境の整備を目的に、介護事業者、リフォーム事業者とタイアップした仕組みを構築した。これは、介護事業者が利用者から介護リフォームなどの住宅に関する相談を受けた際、提携しているリフォーム会社とアプラスを紹介するもの。リフォーム事業者は、介護事業者に工事請負金額に応じた手数料を支払い、アプラスはリフォームローン融資金額に応じた紹介手数料を支払う。
介護事業者とリフォーム会社とタイアップした仕組み
リフォーム事業者にとっては、介護事業者から見込み客の紹介をうけられるメリットがある。在宅介護ができる環境を整えるためには、介護保険の範囲外の工事が生じる可能性も高い。
アプラスは「ゆとりR35」や「リバースモーゲージ型住宅ローン」といったローン商品を用意している。「ゆとりR35」は、高齢者でも利用できるローン。返済期間が最長35年で、完済時年齢が最高90歳まで。融資金額は50万円から1000万円まで可能で、担保は不要。金利は2.45%がベースだが、施主が60歳以上、耐震改修やバリアフリー改修などの条件を満たすと1.85%まで下げられる。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)9面
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面