GA technologies、住まい選び相談FC50店へ

提携住宅会社も募集

GA technologies（東京都港区）は、住まい選びの無料相談窓口のフランチャイズサービス「RENOSY住まいアドバイザー」の加盟店推進を強化する。10月末までにFC加盟50店舗を目指す。

住まい選びの無料相談窓口のフランチャイズサービス「RENOSY住まいアドバイザー」

同サービスは、住まい選びの入り口で悩む顧客の相談に乗り、条件に合った住宅会社やリフォーム会社を紹介するというもの。オンライン不動産取引マーケットプレイス「RENOSY（リノシー）」を運営する同社は、投資用不動産を中心としながらも実需の不動産も取り扱う。「賃貸か注文住宅か」「新築か中古か」といったフラットな相談に乗りながら、物件案内から契約までを一気通貫で行ってきたなか、新たなサービスとして同事業を開始。昨年11月からはFC事業も立ち上げ、全国展開を始めた。

加盟店の業種は、保険代理店やFP業界が多いがリフォーム会社からの引き合いもある。住宅ビジネスにはじめて取り組む人もいるため、販促ツールや相談予約用の個別加盟店ページ、商談資料、動画資料、FPシステム、顧客管理システムの提供といった総合的なサポートを行う。店舗を構える必要がない点が特徴で、副業での事業開始も可能。加盟店のほとんどが兼任で事業を行っており、保険の紹介をしながら住宅も紹介するといったケースが多い。

料金プランは3タイプあり、加盟金は75万円〜。他にシステム利用料と成約ベースで発生するロイヤリティーを支払う。

「1～2件の成約で投資回収できるように加盟金は低めに設定しています」（住まいアドバイザー事業部・溝内良輔部長）

店舗を構える必要がない点が特徴

送客先となる提携店数は大手住宅メーカーや地場工務店、リフォーム会社など現在約150社。提携店は5％の成約報酬のみで加盟金は無料。現在全国で提携店を募集している。

今後は、ブライダル業者やリフォーム業者といった顧客接点のある異業種からの加盟を募り、数年後には1000社の加盟を目指す。

住まいアドバイザー事業部　溝内良輔 部長