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不動仲介業やシステム開発を営むリニュアル仲介(東京都新宿区)が手掛ける不動産関連のウェブサイトの登録ユーザー数が5万人を超えた。1年前から約1万人増となっている。直近の月間平均PV数は29万PVで、これも2年前から6割ほど増加した。「(エンドユーザーから)毎日10~20件の反響がサイト経由であります」と、西生建社長は話す。
3つのコンテンツ増設で利用者増加
左から販売や賃貸履歴、賃料相場が見られる「全国マンションデータベース」、マンションの推定売却価格を簡易計算する「AIマンション査定」、マンションオーナーと買い手をマッチングする「オーナーコネクト」
不動産物件の価値査定
同社のサービスの中核を担うのは、ウェブサイト「SelFin(セルフィン)」だ。このサイトの特徴は、ユーザー自身が不動産物件の調査をオンラインでできる点。価格の妥当性や耐震性、住宅ローン減税が利用可能かなどを、100点満点で数値化して判定するというもの。
さらに近年、このサイトに3つのコンテンツが加わったことが、利用者増につながっている。一つ目は「全国マンションデータベース」。これは、全国の14万棟以上の過去の販売履歴や賃貸履歴、賃料相場が見られるサイトだ。

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