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ギバーテイクオール(東京都港区)は、住宅・不動産業界向けのLINE運用ツール「アウカ来店プラス」に新たなbot(ボット)機能を追加した。建設業における2024年問題や人材不足を課題とする工務店をサポートする。
自動で顧客に追客実施
アウカ来店プラスは、LINEを使った集客・営業ボット化ツール。LINEによる高い開封率と閲覧ログ機能でユーザーの動向を見える化し、資料請求やイベント一括配信機能によって来店を促す。
新機能では、来店に向けた自動アシストから来店後の自動フォローなど、営業スタッフの手を介さずに新規商談を獲得する。なお、ボット機能とは事前設定した条件に基づいて、自動でメッセージ配信やタスク実行を行うプログラムのことをいう。具体的な流れは次の通り。LINEに友達追加し、ユーザーの行動を見て自動でシナリオ配信やタスク作成をする。確度の高まったユーザーへ自動で追客メッセージを送りアポを取得する。
LINE公式アカウントを作ったものの、その後放置している工務店は少なくない。同社ではユーザーの取り込み動線の設計からシナリオ配信用のコンテンツとバナーの用意など、会社に合わせた自動化パッケージを提案している。
河野清博社長は「営業を楽にするツールと思われがちですが、即時対応などをすべてボットがやるので業務クオリティが安定します。センスのいい営業マンの動きを自動でできるイメージです」と同ツールの特徴を説く。
アウカ来店プラスはリリース1年で導入企業は約60社、累計ユーザー数は約1万7000人に達した。年間20棟以上を手掛ける工務店の利用が多いが、従業員5人ほどのリフォーム会社からの引き合いが増えている。
河野清博社長

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