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三井不動産グループ(東京都中央区)は住宅販売のワンストップ事業を強化する。そのため来年の4月、武蔵小杉に「三井のすまいモール」3号店を出店する。
「三井のすまいモール」のショールーム
「三井のすまいモール」は新築と中古、購入か賃貸、建て替えかリフォーム、などの様々な住まい相談に対してワンストップで提案していく店舗。相談の窓口となる総合デスクから消費者の希望に合わせて、同グループの、三井のリフォーム、三井のリハウス、三井ホーム、三井不動産レジデンシャルの4社を案内する。
窓口の総合デスクは、営業経験が豊富で各部門に精通した「お客様コンシェルジュ営業部」スタッフが担当。来店の希望をヒアリングし、最適なグループ会社をコーディネートする。
今回の出店は、既存店への集客の多さと消費者からの評価も高かったことから決定した。既存店は2012年4月に目黒、11月に横浜店を展開しており、累計で7000組の来場を得ている。
新店を出す武蔵小杉は目黒出店前から同グループが検討していた地域だ。武蔵小杉駅のある神奈川県川崎市中原区の人口は約24万人と、日本有数の人口密集地帯のため既存店と同様の集客を期待する。また、同社の住宅の供給実績が高いこと、同グループの分譲マンションが4月にオープンすることも出店のポイントとなった。
新店では集客のために、イベントやセミナーを計画していく。既存店は、リフォームや中古住宅関連で、「我が家のスマートリフォームセミナー」や「営業マンが明かすマンション購入のポイント」などをすでに開催している。
既存店の総合デスクは、これまで2500人の消費者から相談を受けている。そのうち、10%がリフォーム、中古住宅に関する相談。

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