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スマサガ不動産(東京都世田谷区)は賃貸住宅の経営を考える投資家向けに、中古マンションの仲介とリノベーションをセットで提案するビジネスを本格化する。
同事業は、築年数が古くても資産価値の下がりにくい人気エリアの中古住宅の売買と、間取りから一新するスケルトンリフォームのプランニング、さらに施工管理も一貫して行うもの。すでに東京・新中野の築30年の中古マンションが着工中で、11月中旬に完成予定。専有部内を約600万円かけて一新する。
動画サイト「Youtube」では、プロジェクトを解説した動画を3本公開した。タイトルは「中古マンションリノベーションで賃貸革命」。スケルトン状態となったマンションで、オーナーと対談している内容だ。
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新中野の事例では、和室、納戸、キッチン、廊下と部屋が細切れだった間取りを、大きなワンルームに変更。住居としても、SOHOとしても使えるようにプランされており、幅広い入居者ニーズを取り込む。
「これから不動産投資を始める方は、物件の取得だけでなく、どんな風にリノベーションするかもあわせて考える必要があります。物件が魅力的に仕上がれば、家賃高く設定しても、入居率は高まりやすい」(城戸輝哉社長)
最近、同社の手掛けた施工事例を載せたウェブサイトに、投資目的で賃貸住宅の運用を考える投資家から依頼が増えてきていた。
同社は月間5、6件の仲介を行っており、リフォーム費用含めて年商は5億円弱。

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