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クラスコ(石川県金沢市)は賃貸リフォームFCを5年後に現在の20社から100社へと拡大する。今月、東京オフィスを開設し、賃貸リフォームや中古住宅再生事業の営業エリア拡大を狙う。オフィスは原宿にある再生シェア住宅「The share」内にある。
同社は金沢市を地盤に空室で悩む賃貸オーナー向けのリフォーム事業を「リノッタ」というブランドで推進。一戸一絵が改装のテーマで、一部屋ごとに異なる意匠性を重視したリフォームを提供している。約180種のプランがあり、ターゲット層にあわせて部屋を改装する。従来の賃貸リフォームでは、原状回復が多いが、同社では独自のデザインリフォームによって差別化を図り、空室改善につなげている。
ノウハウは同業他社にも提供しており、フランチャイズ店は全国20社が加盟している。「今回の東京での展開では賃貸リノベーションの推進だけでなく、さらに今後拡大が見込まれる中古再生ビジネスにも積極的に取り組んでいきたい」(小村典弘専務取締役)
同社は今月1日にタカラ不動産から社名変更。同社の年商は約30億円。

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