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住友不動産(東京都新宿区)の「新築そっくりさん」が苦戦している。2015年3月期の第1四半期の受注棟数が前年同期比70%の1659棟だった。

新築そっくりさん 受注棟数推移
受注減は消費増税の反動減による。前期第3四半期より受注が減少に転じ、3四半期連続での減少となった。同社は今期「新築そっくりさん」の売上高を前期より約100億円少ない930億円と見込んでいる。
ただ一方、第1期の売上高は前年同期比117%の210億円だった。これは昨年9月までに受注した豊富な案件がずれ込み、第1四半期に完工を迎えたため。
住友不動産広報部は、「直近7月の集客が前年同月比で2ケタ増に転換しています。この集客が下期の受注につながれば、現在の減少からある程度の回復が見込めるのではないか」と話している。

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