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不動産業界に特化したDX支援サービスを提供するいえらぶGROUP(東京都新宿区)は7月16日、新宿区の本社オフィスで、不動産会社向けに「生成AI時代の人材育成」を開催。日本賃貸住宅管理協会(日管協)と日本ディープラーニング協会(JDLA)の理事が登壇し、セミナーとパネルディスカッション、懇親会を行った。不動産会社関係者など35人が出席し、急速に普及が進むAI(人工知能)の、人材育成や業務面における活用可能性について学んだ。
セミナーの様子
イベント前半では、JDLA専務理事の岡田隆太朗氏が、生成AIの急速な普及を受け、AIやディープラーニング(深層学習)の活用リテラシー習得のための検定試験であるジェネラリスト検定(G検定)や、日本や各国でのAI推進施策の現状を解説。
岡田氏は、「日本は、もともとロボットやAIにフレンドリーな国民性で、積極的にAIを使い先進的な取り組みに適した環境。人材育成の事例を作りながら進化が促せる」と話し、AIのもつ可能性を強調。不動産業界をはじめ全業界でAIの活用により、官民が推し進める取り組みの後押しにもつながるとした。
JDLA専務理事の岡田隆太朗氏
後半は岡田氏と日管協常務理事の三戸部正治氏、いえらぶGROUP執行役員和田健太郎氏の3者による「生成AI時代の人材育成」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。三戸部氏は「経営層が苦手意識や偏見を持たずに使ってもらえれば、若手はすぐに吸収するので、社内で業務活性化のサイクルが円滑」と話し、和田氏は「どういった場面で活用すれば良いかの相談をよく受ける。不動産業界でもAIやデジタルの担当者を置く会社も出ているが、まさに今が浸透させて業務効率化できるかの分岐点。二人三脚で取り組んでいきたい」と話した。
質疑応答では、「AIは具体的な実務でどう活用されるのか」の問いに岡田氏が「バックオフィス業務では半分、営業でも4割超える業務が自動化するというデータもある。AIがもつ可能性やリスク、人的作業との棲み分けなどを把握しながら積極的に使っていくことが重要」と締めくくった。
日管協常務理事の三戸部正治氏(左)といえらぶGROUP執行役員和田健太郎氏(右)
担当:小玉、秋吉
TEL:03-6911-3955 / FAX:03-6911-3956
メール:pr@ielove-group.jp
いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」のミッションステートメントをもとに、誰もが安心した住まい選びができる明日をつくります。
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今後も業界への利益相反の観点から、不動産取引業には参入せず、誰もが安心して利用できる、公平な不動産プラットフォームを実現していきます。

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