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マークスライフ、事故物件や相続物件など流通難しい不動産仲介や買取で躍進

マークスライフ、事故物件や相続物件など流通難しい不動産仲介や買取で躍進

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事故物件などの売却が難しい不動産の買取再販事例

事故・相続物件などの仲介で年200件事故物件などの売却が難しい不動産の買取再販事例

売買仲介ジャ-ナル vol.58

企業リポートマークスライフ

事故物件、相続物件、再建築不可、離婚案件など、仲介にひと手間かかる不動産の仲介や買取再販を得意とするのがマークスライフ(東京都中央区)だ。一般的な不動産会社が避ける傾向にある不動産にあえて挑むというポジショニングが差別化となり、事業を拡大させている。近年は、葬儀社や信託銀行などと連携を強化し、幅広く売却相談を獲得している。

事故・相続物件などの仲介で年200件
買取再販は年間338件

16拠点を展開

2016年に創業したマークスライフは、現在、全国に16拠点を展開している。従業員数は約150名で、関東1都3県をはじめ全国主要都市に営業基盤を構えている。2024年10月期の売上高は約47億5000万円、売買仲介は207件、買取再販は338件となっている。直近では売買仲介件数は月間30〜40件、買取再販件数は40〜50件ペースだ。

同社が注力しているのは事故物件や離婚絡みの案件、さらには相続物件や再建築不可物件などの流通。こうした物件は、売主との細かな調整、手続きの煩雑さもあり、取引が長期化しやすい。特に、事故物件や地方の相続物件などは、成約したとしても1件あたりの単価が低くなりがちだ。仲介手数料が低く収益性に乏しく、取引には高い専門性が要求されるため、多くの事業者にとっては扱いづらい不動産。

同社はこうした案件に積極的に踏み込み、新たな買い手に届けるという独自の不動産事業を展開している。

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