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初の専用拠点で事業本格化
城東エリアを中心に8拠点展開する不動産仲介会社、ハウスプラザ(東京都足立区)が初の「中古マンション仲介+リノベーション」「買取再販」事業専用店舗を9月中旬にオープンする。
店名は「h+(エイチプラス)リノベーションスタジオ」。店舗には5人のスタッフが在籍し、決算月の来年5月までに30件の仲介契約(うち18件がリノベーションのセット)で1億3000万円の売り上げを目指す。
店舗面積は約80平米。立地はJR恵比寿駅から徒歩6分の場所とした。これまで城東地区周辺に拠点を出店してきた同社の展開エリアとは、異なる場所への進出となる。
村上靖知経営戦略室室長は、都心部への出店理由を次のように話す。「リノベーションはブランド力が重要だと考えています。店舗がどこにあるかもポイントになる。おしゃれなショールームとし、できるだけ盛り上がれるような空間づくりを構想しています。また、既存の仲介事業の展開エリアにとらわれず、首都圏全域の需要に対応していきます
店舗は、ほとんど事務所スペースを作らず、ダイニングやキッチン空間を再現。リノベーションしたマンションの一室をイメージして作り上げる予定。またハウスプラザの社名を出さず、店名を前面に打ち出しブランド構築を進める。
仲介マンションの単価は2500万~5000万円。従来、本社近隣で行ってきたものより500万~1000万円高い単価を想定する。またリノベ―ションの単価は500万~900万円を見込む。
同社は昨年6月から「中古マンション+リノベーション」事業をスタート。前期は営業4人で60件契約し、仲介手数料とリノベーション、買取再販で2億3000万円を売り上げた。本社の綾瀬駅前にあった既存の中古営業部隊は錦糸町に異動。マンション需要が多い墨田、江東エリアで展開する。

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