木造住宅の耐震診断・補強を進める日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(東京都千代田区)は1月19日、東京国際フォーラムにて「2017年度第19回全国大会」を開催した。2016年の熊本大地震をふまえ、テーマは「いま、再びの地震考」とし、これからの耐震を考える集いとなった。全国1100社の組合員から、当日は約450人が参加した。
席が埋まった会場風景
震度6の揺れが2回起きた熊本に学ぶ
衆議院議員の菅原一秀氏が開会への祝辞に続き、大会は小野秀男理事長のあいさつに始まった。
小野理事長は「世界の地震の2割が日本で起きている。これからは地震予知より、災害の予防に努める必要がある。今年の提言として『防災リーダーになる!』を掲げたい。組合員は各家庭や地域・住民の防災リーダーとして防災を意識してほしい」と訴えた。
。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1660号(2025/08/11発行)18,19面
-
1659号(2025/08/04発行)4面
-
1659号(2025/08/04発行)7面
-
1658号(2025/07/28発行)12面
-
1658号(2025/07/28発行)12面