ジャパン建材(東京都江東区)は4月、デザイン性の高い商品を集めて提案する「セレクト建材プロジェクト」の第2弾を発売。選択できる部材を増やし、エンドユーザーや工務店に同プロジェクトの浸透を図る。
玄関・トイレ用洗面台を追加
新たに加わった「D Style」
第1弾の「moki」は100種類の部材から構築する洗面空間。A、B、Cの3つのスタイルをベースにシンクや水栓、鏡などを自由に選択できる。昨年4月の販売開始以降、同社HPやインスタグラムに掲載したところ、一般ユーザーである施主をはじめ工務店から多くの反響を得た。
工務店から「もっと小さなカウンターがほしい」との声があったことから、一般のユニット洗面が入っていた場所に据え変えできるカウンターサイズを用意。ウィズコロナ時代に対応するため、新たに玄関やトイレの手洗い専用洗面台もラインナップに加えた。
価格も第1弾は22万〜45万円とやや高めの設定だった。そこで第2弾では幅広い層での利用を促進するため、壁や洗面台に取り付ける安価なマグネット収納器具などを拡充。また、これまでの反響を見て部材も入れ替えた。その結果、取り扱いメーカーは13社から29社に広がった。
「雑貨感覚で数千円から購入できるようにしました。気軽にmokiを取り入れてもらいたい」と海外建材課の遠藤亜衣係長は話す。
4つめとなる「DStyle」も追加する。見た目だけでなく、水はね対策や排水器具の口径が合うものなど実用面も考慮して、適した組み合わせを提案。既存スタイルも含め、新たなモデルプランを紹介する。
営業推進部推進課の大澤麻未係長は「各県で2社の工務店にmokiを取り入れてもらいたい」と話す。今後、同社はインスタグラムを強化して、さまざまな情報発信を進めていく。
海外建材課
遠藤亜衣係長
営業推進部推進課
大澤麻未係長

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