50歳以上の求人メディア「シニアジョブ」を展開するシニアジョブ(東京都新宿区)は、平均給与を表示する機能を追加した。これにより、複数の求人条件を組み合わせた検索結果の平均給与を把握できる。
新機能によって、エリアや職種の平均給与が表示されるほか、最高額と最低額、おおまかな給与帯のグラフも表示される。また、「60代歓迎」「定年なし」など同メディア独自の求人条件検索にも対応。平均給与は、年収、月給、日給、時給の中から最も件数が多い給与形態を選択し、その平均値を表示する。
グラフで平均給与をわかりやすく把握
戦略人事本部長でシニア就業促進研究所の関岡央真所長は「採用が難しい職種では相場より高く設定すると応募が集まりやすくなります。しかし、高過ぎれば会社の財務を圧迫しかねません。相場より少し上を狙うため、平均給与表示機能を参考にすると便利です」と話す。
同メディアは2022年8月に運用を開始。主に50歳以上を求人対象にした企業が掲載しており、シニアが安心して就職活動できる機能を備えている。同社は今後も、求職者には70代や80代もいるため、人が関わらなくても便利に使える機能を随時実装していく。

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