入間ガスグループのリフォーム会社、入間ガスサービス(埼玉県入間市)では人材教育に力を入れている。今月は社員5名が、家庭の省エネエキスパート検定(一般財団法人省エネルギーセンター主催)を受験した。
同社ではリフォームの他、最近では太陽光発電システム、太陽熱温水システムなどのエネルギーに関するリフォーム提案を強化している。プレゼン力やヒアリング力を高めることが課題となっており、今回の試験は家庭の省エネの基礎知識を身につけることが目的。
「この試験では家庭内で冷蔵庫はどれくらいの割合のエネルギーを使用しているかといった、直接リフォームとは関わりがないが、家のエネルギーに関する基礎知識を学ぶことができます。特に太陽光発電システムの販売では他社と競争が激しく、いかにお客さんの側に立って、省エネで、光熱費をより安くできるかという差別化提案が求められています。このような知識を習得していくことがこれからは重要だと思います」(谷口秀男専務取締役)。
太陽光発電については戸建て住宅のみだけでなく、法人向けの提案も行っていく計画。入間ガスサービスは年商約5億円。その内、リフォーム事業部は4名体制で1億4000万円程の売上高。全社員数は20名。

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