東京ガス横浜中央エネルギー(神奈川県横浜市)は昨年10月、横浜市内に新ショールーム「Reform Library(リフォームライブラリー)」をオープンした。広さは40坪。近隣にリフォームの競合他社が並ぶ中でどう差別化するかを考えた、空間展示のショールームになっている。
3D画面がテレビに
テレビモニターと家具の空間。外部のインテリアコーディネーターの案だ
このショールームの特徴は、住設機器を極力減らして、空間展示を重視した点だ。店舗には、木製家具と輸入クロスの空間が広がっている。輸入クロスは、イタリアやオランダから輸入したもの。家具は、倉田裕之/建築・計画事務所(東京都品川区)のオリジナル家具「margherita(マルゲリータ)」や、柏木工(岐阜県高山市)。これらは購入することも可能だ。
2つ目の特徴は、テレビモニターで3Dソフトのイメージ図が映し出されていること。これは、スタートアップ企業が開発している3Dソフト「RoomPalette(ルームパレット)」。また、向かい壁のスクリーンには、自社が手掛けた施工事例の写真が映し出されている。リフォーム前後の写真と合わせて担当者の声も載せてあり、打ち合わせ時にスクリーンを活用する。
広々とした打ち合わせスペースが広がり、家具や棚が設置されリノベーションのイメージがしやすくなっている
4月には自社ホームページに、ショールーム専用のページを開設した。ホームページとGoogleマップのストリートビューを連携させ、店内の様子をパソコンやスマートフォンから見ることができる。
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