■207位 アポロガス(伸び率115%)
仮設住宅のメンテナンス増加
アポロガス(福島県福島市)は115%の伸びを達成。要因は主に3つ。
1つは2000年からスタートした太陽光発電の販売が好調だったこと。一般住宅は例年通り年間100棟ほどだったが、50~500kWの産業用太陽光発電の受注が6件舞い込んだ。1件単価は2000万円と高額な依頼が中心を占め、売上高を押し上げた。2つ目は被災住宅の修理・修繕が、小さな工事から、暮らしの質を高める単価の大きい工事に変わり、単価が上がったこと。「キッチンをより良くするような依頼が増えました」(相良元章所長)3つ目は応急仮設住宅の給湯器のグレードアップなど、メンテ依頼が増えた。
■211位 ミヤケン(伸び率120%)
塗装後のアフターで内装受注倍増
外壁塗装を中心とするミヤケン(群馬県前橋市)は、アフターフォローチームを結成して、内装リフォーム提案を強化したことで売り上げを伸ばした。年商は前年度比120%の6億円。このチームは外壁塗装を行ったOBに対して定期訪問し、合わせてリフォームの提案も行う。これにより内装リフォームの受注件数は、倍増の80件に。6000万円の売り上げになった。これまでは定期点検の訪問率が60%にとどまっていたが、チーム結成後はほぼ100%に高まった。
「専門チームの訪問でOB客からのリフォームニーズの引き出しに成功しています」(宮嶋祐介社長)今期は7億4000万円を計画。
≪調査概要≫ ランキングのデータは各リフォーム事業者向けにFAXアンケートや取材、第三者機関による情報などから収集した。リフォームの売上順に上位500社をランキングした。売り上げは2012年度の実績。

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