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エネオスとLIXILが業務提携

エネオスとLIXILが業務提携

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 JX日鉱日石エネルギー(東京都千代田区・以下エネオス)とLIXIL(東京都千代田区)が2013年10月31日に業務提携契約を締結した。今後、家庭用エネルギー事業と住宅設備・建材事業における両社のチェンネルを活用した販売等を行っていく。

 このたびの業務提携で行う内容は以下の3つ。1つは、両社で異なる販売チャンネルを活用した相互提案だ。エネオスは、2012年6月から省エネ診断サービスの「Dr.おうちのエネルギー」を推進しており、サービスを利用できる認定店が146店(9月末)、診断士が689名在籍する。

 認定店は既存住宅の省エネ性能などを診断した上、リフォームなどの改善提案を行っている。ただ、従来は提案に活用する商材がエネファームや太陽光など一部に限定されていたため、今後LIXILから内窓等の住宅性能改善商材を提供していく。

 一方、LIXILでは、約1万店の建材設備販売店で、エネファームなどの新商材を取り扱っていく。

 2つ目は、商品開発。エネオスで扱う蓄熱材などの高機能素材とLIXILで扱う建材設備を組み合わせた新商品の開発をスタートさせる。

 最後の3つ目は、新たな住宅の提案。エネオスのもつ機械を利用した住環境改善(アクティブ)技術・知識とLIXILの持つ自然エネルギーを活用した住環境改善(パッシブ)技術・知識を生かした、新しい住宅提案を推進する。

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