積水化学工業(東京都港区)のコンサルティング型HEMS「スマートハイム・ナビ」の搭載数が、2011年4月の発売から累計で3万棟を突破した。受注実績は今年7月末時点で3万1300棟。

今年7月末時点で3万1300棟
同社は好調の要因として次の3つを挙げている。
まず太陽光発電(PV)の設備見守りや蓄電池のコンサルティングなどサービスやソフトを拡充したこと。次に住宅内の電力の「見える化」で夏季使用電力のピークカットが実現し評価されたこと。さらに災害への準備情報をも掲載するユーザー専用「スマートハイムFAN」サイトなど、HEMS関連で有益な情報を発信してきたことだ。
今後は2016年予定の「電力の小売り全面自由化」に向け、商品の見える化機能の拡充を図る。

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