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住宅関連企業のコンサルティング会社ハイアス&カンパニー(東京都港区)は、10月から断熱リフォームの工事店ネットワークを立ち上げる。名称は「ハウス・イン・ハウス」。オリジナルの断熱パネルを使い、住宅を解体せずに断熱化する工法と営業ノウハウを提供する。

香川県高松市のモデルルーム
ハウス・イン・ハウスの工法のコンセプトは、「家の中に家を建てる」。住宅の断熱リフォームはこれまで大規模な解体が必要だったが、同工法では断熱パネルを床、壁、天井に貼るだけで、解体の必要がない。また1室だけの断熱も可能。
使用するパネルは厚さ5センチのハニカム構造の合板で、内部にウレタンフォームを充填している。同ネットワークでは、このパネルを使った15畳ほどの空間の断熱リフォームと、ユニットバス、トイレ、洗面化粧台の交換リフォームを基本パッケージ商品として、498万円で提供する。
同社経営支援本部チーフコンサルタントの福島宏人氏は「断熱リフォームは、その必要性を理解してもらうのが難しい。参加企業の皆さんには、営業手段として一般ユーザーを集めた住宅の断熱を学ぶ勉強会を開くことを推奨しています。勉強会で使うツールの提供や、場合によっては当社社員がセミナー講師として伺うということも」と話す。
同ネットワークは半年ほど前からテスト的にスタートしており、現在全国38社の工務店が参加している。10月から第1次募集を開始し、限定30社の参加を呼びかける。10月10日、15日、22日には香川県高松市で説明会が開催される。

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